INTERVIEW
-VOICE06-
新しい道を切り拓く鉄道乗務職場初の女性助役
助役 /2018年4月入社

高校卒業後、2018年4月入社。
車掌、運転士を経て、2025年1月より助役へ昇職。
2025年3月より乗務所助役として勤務。
※2026年1月時点

凛とした女性車掌に憧れて

西鉄電車を利用していたとき、テキパキと仕事をこなす女性車掌の姿を見て「かっこいいな」と憧れを抱きました。それが入社のきっかけです。
車掌として乗務する中で、女性運転士の活躍も近くで見て、「私もああなりたい」と思うようになりました。そして、2021年に運転士兼車掌へ昇職。そこから経験を積んで、2025年1月、鉄道乗務職場で女性初の助役になりました。一歩ずつ、目の前の目標を追いかけてきた結果が、今につながっています。

自分の頑張りが、誰かの道標になるはず

管理職の助役を目指そうと決めたのは、運転士になるための研修で教習所に入った頃。当時、女性運転士はいても、その先の助役には女性はいませんでした。そんな中で、結婚や育児などを機に退職する女性乗務員を見送る機会があり、「長く働き続けられる道を、自分が作れないだろうか」という思いが芽生えたんです。

女性でも長く働いていける姿を、自分の背中で周囲に見せていきたい。ロールモデルがいないなら、自分がなればいい。そう決心して、キャリアアップの助役試験に挑みました。

人と人の繋がりが大切な助役の仕事

現在は勤務助役として、乗務員の勤務調整や労務管理などを担当しています。大勢の乗務員の勤務シフトを管理していますが、お正月など特殊な時季はシフト作成が集中しますし、ダイヤ乱れや運休が発生した際には乗務員の配置を組みなおす必要があり、即時対応が求められます。乗務員に対して、臨時で乗務対応をお願いし、承諾をもらえたときは、達成感とともに対応してくれた乗務員に深い感謝がこみ上げます。助役の仕事は、人との繋がりで成り立っていると実感しますね。

助役同士の連携も欠かせません。デスクには「引き継ぎノート」があり、私以外の誰が見ても現状や今後の流れが一目でわかるように連絡事項や留意点を書き込んで、次の担当へ渡します。先輩助役もこまめに声をかけてくださるので、円滑に仕事が進み、とてもありがたいです。

“私だからできること”を見つけました

西鉄電車は、性別や年齢に関係なく活躍でき、高みを目指して挑戦できる会社です。近年では若い乗務員や女性の乗務員が増えています。

助役になったことで、“私だからできること”も見えてきました。女性の乗務員を集めて食事会を開き、「困っていること」「改善してほしいこと」を聞き取って、資料にまとめて上司である主任に提出したことがあります。主任はすぐに動いてくださる方で、少しずつ職場環境が改善。乗務員の声を汲み取りながら上へつなげ、働く環境をよりよくしていくことが、今の私の役割だと思っています。

次の目標は、女性初の指導助役へ

勤務助役と指導助役、両方を経験してはじめて一人前になれると個人的に思っています。次の目標は、指導助役になること。指導助役はさまざまな現場に出向いて状況を確認したり、添乗して運転士を指導したりと、運転の知識と経験がより求められる仕事ですが、だからこそ挑戦したいです。

運転士時代は「電車を動かす」ことがやりがいでしたが、助役の醍醐味は「人を動かし、西鉄電車全体を支える」という感覚。視野が広がった分、この先も、会社の制度をうまく活用しながら、長くいきいきと働き続けたいです。たくさんの経験を重ね、キャリアアップしていく姿を後輩に見せていくことで、次に続く誰かのロールモデルとなれたら嬉しいです。

※2026年1月時点