INTERVIEW
-VOICE03-
小さいころからの憧れだった
運転士兼車掌 /2018年4月入社

高校卒業後、2018年4月入社。
車掌を経て、2021年4月より運転士として乗務。
※2024年1月時点

小さいころからの憧れだった

子供の頃、よく母親に連れられて、西鉄電車で天神や太宰府へ行っていました。私が電車を好きだったこともあり、電車に乗るときは必ずと言っていいほど先頭車両に乗り、客室から運転台を眺めていました。
その時に、運転士さんがキビキビとした動作で指差確認呼称をしたり、丁寧なブレーキ操作等を行う姿を見て、「大きくなったら電車の運転士になりたい」と憧れを抱くようになりました。

一番身近に感じたのが西鉄だった

高校入学後は電車通学となり、西鉄電車を利用していました。毎日利用する中で、西鉄電車は福岡の地になくてはならない存在であると感じ、私も西鉄の鉄道乗務員になり、福岡の方や観光客の方々を目的地までお運びする役割の一端を担いたいと強く思うようになりました。
また、西鉄電車は路線が福岡県内で完結することもあり、地元である福岡に生活の基盤を置き、長く働ける点も魅力の一つでした。

乗務員の仕事は奥深い

鉄道乗務員は、お客さまを「安全に」「正確に」「かいてきに」目的地までお運びすることが仕事です。運転士の仕事というと、入社前は、ひたすら“運転”という動作の繰り返しのイメージがありました。しかし、実際に運転士となり働くうえで、運転の奥深さを実感しました。
例えば、車内の乗車人数や天候等でブレーキのかかり具合が変わってきます。乗車人数が多かったり、雨や雪が降ったりするとブレーキがかかりにくくなってきますので、臨機応変なブレーキ操作を心掛けています。また、朝夕のラッシュ時には、出退勤のお客さまや学生の方などで混みあうことも多く、お客さまの乗降に時間がかかると出発が遅れることがあります。
最も優先するのはお客さまの安全であるため、安全を確保したうえで、できるかぎり定時で運行を行っています。今後もお客さまが、より安心して、より快適にご乗車いただけるよう工夫を重ねていきます。

何事もなく列車を終着駅まで運行できた時が一番のやりがい

次の駅まで運行するためにはどんな運転操作が必要かを常に頭の中でイメージを組み立てて、その場その場に応じて運転することにこだわっています。担当する車両のブレーキの特性、先行列車や後続列車の運行状況等を考えながら運転を行うのは大変ですが、自分で立てた目標通りに運転することができ、列車を終着駅まで運行できた時は、達成感とともに大きなやりがいを感じます。
普段の乗務の中で自分なりに目標を立てて楽しめることは、この仕事の魅力の一つだと思います。

次の目標は助役(管理者)になり、
その後は本社で「運行ダイヤ」をつくりたい

運転士として日々の運転業務をしていく中で、少しずつ視野が広がり、列車運行の根幹にある「運行ダイヤ」に興味を持ちました。お客さまにとって重要な情報の一つである、各駅の発着時刻も、この「運行ダイヤ」によって決まります。
責任はとても重いですが、その分やりがいはとても大きいと思います。今後の目標は、運転士の次のステップである助役(管理者)を経て、本社で、お客さまに「便利だ」と思っていただけるような「運行ダイヤ」をつくりたいです!

明るく活気がありフレンドリーな職場

明るく活気があり、とてもフレンドリーな職場だと思います。新入社員だった頃、不安でいっぱいだった時に、多くの先輩から気さくに話しかけていただきました。
先輩に優しくしていただいた分、後輩が入ってきたら私からも積極的に話しかけていきたいです!

※2024年1月時点